トレズベツィ山の山頂を横断するカテゴリー2Bのルートの詳細なレポート。ルートおよびその区間の詳しい説明が記載されている。
レポート ポポフV.I.率いるチームによる2Bカテゴリーのトレズベツ西峰1, 2および東峰トラバースの登攀について I. 登攀の記録 | | 1. 基本情報 | | | :-: | :----------------------------------------------------------------: | :----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------: | | | リーダー(姓、名、父称)、スポーツ資格 | サモフェエワ、KMS | | | チームメンバー(姓、名、父称)、スポーツ資格 | ボンダレンコA.Yu.、プロトニコフI.I.、シモノフP.A.、ストリシュコA.S.、b/r | | | コーチの姓 | ポポフV.I. | | | 2. 登攀対象の特性 | | | | エリア | ナハル峠からチペラザウ峠まで |
西峰と東峰を横断するルートの説明。複雑なクライミングルートで、難易度は5B、所要時間は6〜8時間。
ルートの説明: Трезубцем直下のビバーク地点から、崩落地(初夏の時期は雪が多い)に沿って西峰の南稜へと向かう。崩落地の斜面を登り、さらに溝を進んで稜線の最初の鞍部へと至る。第一西峰の左手に位置する。 鞍部からは頂上へと至る二つのルートがある。 一つ目のルートは稜線をまっすぐ進むルート(稜線の全区間で保険を要する)。 二つ目のルートは溝を伝って第一西峰と第二西峰の間の鞍部へと至るルート。 鞍部からは、左斜め方向へ進んで険しい岩場を登り第一頂上へ、右方向へ進んで第二頂上へと至る。 第二西峰からは稜線伝いに進み、岩棚(稜線の右手)を経由してR5の岩栓のある溝へと至る。初夏の時期は雪が多い。溝を左側を通って下るか、岩栓の上部から下っていく。いずれも傾斜のある岩棚で、雪に覆われている可能性もあるので注意。 険しい稜線R8は、慎重に保険をかけながら進む。 R9からは険しい岩の板と岩棚を下っていくと、主稜線の幅の広い崩落地の鞍部へと至る。さらに崩落地の岩棚を進み、東峰を左手に望みながら狭い溝を目指す。そこは稜線上の小さな鞍部へと出る。溝の下には傾斜のあるなだらかな岩の板がある。 R10の区間はバルコニーの下の左側を通り、壁を登っていく(最初の4メートルはオーバーハングしており、最初の登攀者は補助が必要)。東峰の頂上へと至る。