「南マッチャ」頂上への登山ルートの説明。マッチャ峠からの尾根伝いに登る。難易度は3A。装備の手引きや、推奨される他の登頂方法についても解説。
説明 マッチャ南峰への登頂経路について。マッチャ鞍部からの尾根伝い。 グループ構成:Zhelonkin E.F.(リーダー)、Egorov L.A.、Pavlovskiy E.S.、Sofronov I.D. マッチャ双峰はトルケスタン山脈のマッチャ鞍部の北側に位置する。鞍部より600メートルほど高い標高約4600メートル地点に聳える。マッチャ南峰、マッチャ北峰と名付けられたマッチャ双峰の北側には、三つの峰が連なる山があり、その先にはKshiemysh-bashi峰が続いている。 マッチャ南峰への登頂経路としては、マッチャ鞍部よりの尾根伝いが選択された。 アルザマス16市でのトレーニングを経た登山家グループ:Zhelonkin E.F.(リーダー)、Egorov L.A.、Pavlovskiy E.S.、Sofronov I.D. 一行は7月18日8時にマッチャ鞍部のベースキャンプを出発し、13時には頂上に到達した。同日17時にはベースキャンプに無事帰還した。 マッチャ鞍部より頂上への道のりは、非常に起伏に富んだ尾根伝いであり、4つの大きなジャンダルムが確認できる。ただし、これ以外にも大きなものから小さな岩峰まで多くのジャンダルムがある。 このルートは岩登り主体のルートである(1969年7月)。難易度は中程度の崩落した岩が多い岩登りとなる。最初のジャンダルムは左側の岩屑と雪を越えていく。 2つ目のジャンダルムは左側の傾いた滑らかな岩盤を登っていく。ここではピトンでの確保が必要となる。3つ目のジャンダルムは左側を登る。
パミール・アライのトルケスタン山脈にある北マトチャ峰 (4500 m) への初登頂について、南稜ルート(難易度2A)の説明。
写真1. ザラフシャン氷河上流から見た北マトチャと南マトチャ。 南稜による北マトチャ(標高4500m)への登攀経路の概要(初登頂) グループメンバー: ルドネフ V. S. — リーダー。 メリニコワ R. N. ジギレフ A. V. ピナエフ V. S. マトチャ(標高4500m)は、パミール・アライのトルケスタン山脈にあるザラフシャン氷河の上流に位置し、同名の峠の北に位置している。実際には2つの頂点があり、従来は北マトチャと南マトチャと呼ばれている(写真1参照)。2つの頂点は広い雪の鞍部で隔てられている。鞍部からは氷河に向かって幅の広い雪の沢が伸びており、そこを経由して登攀が可能である。北マトチャの高度は±30mの精度で測定されている。北頂上にはケルンや他の人の存在を示す痕跡がなかったことから、この登頂は初登頂とみなされる。 アルザマス16の集団、ルドネフ V. S.(リーダー)、メリニコワ R. N.、ジギレフ A. V.、ピナエフ V. S.(メンバー)は、1969年7月18日に南稜を経由して北マトチャの初登頂を果たした。グループは午前3時にマトチャ峠のベースキャンプを出発し、午前8時に頂上に到達、同じ日の10時30分にビバークに戻った。