283. チェゲッタウ北稜
(混合ルート、G. シナキン、難易度5A、図18、32)。「ウルルタウ」アルプキャンプから「チェゲット宿営地」までの道順(4〜6人組)は、ルート269で説明されている。「チェゲット宿営地」から、グマチ氷河の左側を通って、チェゲッタウの北稜基部の下の岩壁中央に近づく。
氷河から、斜めのクレバスを10m上って右へ、次に困難な岩壁を6mの垂直な内角に沿って上る。別のルートとして、小さな岩の突起の右側の内角を真っ直ぐ上ることもできる。内角から、4mの壁をカルニスの左側に沿って進み、次に8mのプレートと12mのクレバスを上って、大きな棚の右側に上がる。ここでザックを引っ張り上げる。
棚から、18〜20m真っ直ぐに滑らかな岩壁を上る(ボルト、梯子)。「不安定な」岩塊を右側に迂回して棚に出る。棚の右側から、30m上って滑らかな垂直の壁を上る(ボルト、梯子)。次に、なだらかだが難易度が中程度からやや高い岩壁を上って、大きな割れ目の左側の棚・プレートに出る。
中程度の難易度の傾斜した棚・プレートを20〜25mトラバースして左上方向に進み、張り出した壁の下を通って広いクレバスに近づく。クレバス・カミン(「不安定な」石、転石)を20m上る。次に、60m右上方向に広い内角を進む(ボルト)。内角は、中央が張り出したブロックになっており、狭い傾斜したステップに続く。ステップを進んで垂直の内角の下に近づく。20mの垂直の内角の困難な岩壁を上って左に抜け、プレートに出る。ここがチェックポイント。
プレートを20mトラバースして左に進み(「不安定な」石)、岩の狭い部分を通ってカミンに入る。困難な岩壁(カミンの内角に続く)を50〜60m上る(ボルト)。プレートに出たら、プレートを左上方向に進んで内角に近づく。内角の岩壁(中程度からやや高い難易度)を上り、カミン(「不安定な」石)に続くクーロワールに入る。80mの高さを左の小さな稜線まで上って、ここでビバークする。「チェゲット宿営地」から11〜13時間。
ここから、北稜の左側の簡単な岩壁と中程度の難易度の岩壁を進んで、ジャンダルムや岩の突起を迂回し、中程度の難易度の急な岩壁を上って北稜の中間岩帯に出る。それより先の登攀は、ルート282で説明されている。稜線のビバーク地からチェゲッタウの頂上までは4〜5時間。
コメント
コメントするにはログインしてください