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図 41

2. 南ドンバイウルゲン頂上への南稜ルート及びドンバイ、プティシュ両峠越え — カテゴリー 2B (図 40–42 参照)

プティシュキャンプからプティシュ氷河のモレーンを15–20分上ると、左手にドンバイ峠への道がある。クーロワール(またはその右側)を登ると、「レースのような氷河 (Кружевной ледник)」の東端に出る。さらに以下の通り。

  • 雪斜面を登る
  • 広いクーロワールを登る
  • 岩壁の右側を通る
  • ドンバイ峠に到達 — ビバーク地

ドンバイ平原から7–8時間。

ドンバイ峠から(ペアで)クーロワールを30m下る(落石注意!)。氷河を右下に進み、急な落差にぶつかったら、左に回り込み、さらに右下に進んで南ドンバイの東尾根の末端に出る。尾根の向こうで右上に、急斜面(40–45°)を登り、岩壁の右側を通って南稜の鞍部に至る(落石危険!)。鞍部から雪斜面を左上に40–45m登り、急な岩場を経て(落石注意、保険!)、なだらかな稜線に出る。あとは、直接荒れた稜線(保険!)を進み、急な落ち込みにぶつかったら、内角を4–5m登り(ハーケン!)、岩稜に出て、そこから雪稜を登って頂上に至る。ドンバイ峠から6–7時間。鞍部までの下山は、登攀と同じルートで3–4時間。ビバーク地。

ビバーク地からトラバースして、急な雪斜面(保険!)を左下に下り氷河に出る。氷河を北西稜に沿って進み、赤い岩屑のところでビバーク。さらに左下に下り、「雄羊の額 (бараньи лбы)」に出たら(図 40 参照)、小川を左に渡り、草に覆われた岩棚を、ハーケンとロープ(手すり)で60m下り、平坦な場所に出る。そこから(ハーケン保険!)、広い割れ目を左下に下り、傾いた棚に出て、さらにそこから雪斜面に至る。

雪斜面を右下に下り岩屑に出たら、コーン状モレーンを右上に進み、プティシュ峠直下の氷河に至る。左の「窓」から棚を登って(保険!)峠に上がり、北側に渡って北プティシュ氷河に下る。氷河を南ドンバイウルゲンの北西稜に沿って、右下に進み、「雄羊の額」に至ったら、コーン状モレーンを下ってプティシュキャンプに至る。赤い岩屑のビバーク地からプティシュキャンプまでは5–6時間。

登山者へのアドバイス

  1. グループの人数 — 8–10名。
  2. 出発地 — ドンバイ峠。
  3. 出発時間 — 早朝4–5時。
  4. 4名のグループに必要な特殊装備:a) メインロープ — 2×30 m; b) 使い捨てシュニール — 2 m; c) 岩壁ハーケン — 6–7本;d) アイスハーケン — 2本; e) ハンマー — 2本;f) カラビナ — 8個;g) アイゼン — 4足(夏後半)。
  5. ビバーク地:1つ目 — 鞍部;2つ目 — 右側の岩屑;3つ目 — プティシュ峠。

南ドンバイウルゲンへの北西稜ルートのバリエーション(図 42)。赤い岩屑から岩棚を右上に登り(保険!)、大きなジャンダルムの手前の北西稜に至る。あとは、北西稜のコントラフォルスからの南ドンバイウルゲン登頂ルートの記述を参照。

赤い岩屑のキャンプ地から頂上までは4–5時間。登攀ルートで下山すると3–4時間。

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図 42

出典

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