
- 北西稜による登攀、2A 難易度
- 左リブによる登攀、3A 難易度
- 右南西稜による登攀、2Б 難易度
- 西壁による登攀、3Б 難易度
- 右西稜による登攀、3Б 難易度
右南西稜による登攀、2А 難易度
ベースキャンプから登攀開始地点までのアプローチには20~25分を要する(南稜による1Б難易度ルートの説明を参照)。稜の登攀開始地点は、長さ150メートルの雪斜面である。斜面の中間地点、右側部分には危険な箇所があり、なだれ発生のおそれがある圏谷(サークル)を左から右へ横断する必要があるため、午前7時までに通過する必要がある。
その後、長さ40メートルの雪のくぼ地を通過する。さらに、強く雪に覆われた稜を100メートル進み、ルートの複雑なキーストーン部分の開始地点に到達する。40メートルを、双子のジャンダルム(genre)を避けるようにして左側の煙突(chimney)を通って、2メートルの落ち込みまで進む。落ち込みは右側を迂回する。さらに40メートルを壁の間を煙突伝いに進む。その後、山頂直下の稜に至るまでの20メートルを進む。そして稜を120メートル進んで頂上に到達する。登攀には4~5時間かかる。南稜を1Б難易度ルートで下山する。
ルートの安全性評価
進行方向に向かって左側の廃棄物堆積圏谷を横断する際には特に注意を払う必要がある。ルート上で最大の危険となるのは、キーストーン部分の通過中に深い場所に転落することである。さらに、南稜を経由して下山し、その後圏谷沿いを降りる際にもなだれの危険性がある。
グループへの装備使用に関する推奨事項
6名のアルピニストのグループには、6個の固定式保護装置、6~8本の岩壁用ピトン(rock anchor)、スリング(sling)、ハンマー、および懸垂用リペリングロープ(rappel loop)が必要となる。各参加者の個人装備には、爪先にギザギザのついたアイゼンとピッケルを含める必要がある。
ルート開始の特徴的な兆候
ルートの開始地点は、右端に位置する大きな圏谷の基部にあり、右の南西稜の基部に続いている。
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