8. シュレム峰 南壁、4A級、図4
ベースキャンプ(4時間以内)からSiamé川沿いにモレーンを登り、右に曲がってシルクロードのBig Siamé氷河の圏谷に出る。さらに、シュレム峰とメドヴェージ・ザモク(Медвежий Замок)峰を結ぶ尾根を目指す。鞍部への登攀は砂礫と雪の上を進む。コントロールポイントあり。鞍部から右側の砂礫斜面を進み、はっきりしない稜線に出たら、石板の上を進んで、高さ4メートル、幅12メートルほどの岩壁に至る。岩壁は右側を通る。岩壁上部はフックを使用し、難易度の高いクライミングが必要となる。岩壁上部のシェルフは左側の壁際に沿って進み、次の高さ2メートルの岩壁へ向かう。次の岩壁を越えると、シェルフからクールアールを横切り、稜線の傾斜した岩盤に出る。

図4. 稜線伝いに約100メートル進む。適宜ロープを張りながら、稜線の低くなっているところまで進む。そこからはロープを使って落ち込む。さらに稜線の左側の石板伝いに進むと、100~120メートル先に頂上部の壁直下の鞍部に出る。
頂上部の壁の高さは約100メートル。鞍部から最初の10メートルは垂直に近い岩壁を登る。岩質は堅い。その後、小さな足場を頼りに左斜め上方へ進み、クラックの底に至る。ここから先は、そのクラックを伝って壁を登る。
クラックの上部は広い(10~15メートル)シェルフ状になっており、砂礫が堆積している。壁面のいたるところでフックを使用する。
シェルフから右斜め上方へ向かい、幅の広いクラック(下部はカミン)を登る。クラックの上部は傾斜した石板と、頂上部のドーム状の岩稜の砂礫斜面となる。
下山は登攀ルートをそのまま戻る。壁面では適宜ビレイを行い、ロープを抜きながら下山する。所要時間は12~14時間。
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