オルジョニキーゼへ к.т. で С-3尾根経由、オルジョニキーゼ鞍部から
ルートの説明
オルジョニキーゼ山は、ザイリイスキー・アラタウ山脈のマロアルマアタ山塊の中央部に位置し、 当地域の最高峰である。大きな岩の塊をしており、北西と北東に延びる尾根がある。 また、かなりの氷河があり、
- 左タルガル川の支流の谷へは、オルジョニキーゼ東氷河が流れ落ちており、
- 西側にはオルジョニキーゼ西氷河と呼ばれるつり氷河がある。
出発地はオルジョニキーゼ鞍部(標高3980メートル)の bivouac。そこへはトゥユク=スイー氷河とその右側のモレーン、 トゥユク=スイー氷河の針山地帯を経由して鞍部の麓へと至る。大きな岩の崩落地帯を登りきると、 中程度の、そして上部では細かい岩の崩れに出る。登攀距離は300メートルほど。
登山は南方向に始まる。
- 崩落地を登り、
- その後、簡単な岩場を登り、風化した尾根に出る。
尾根の先にはジャンダルムがあり、長さ10メートル、傾斜45–50°の岩の板を正面から登る。 降下は20メートルほどの岩壁をロープを使って行う。
ジャンダルムを避けるバリエーションとしては、
- 右側を通る場合、転石の危険のある岩溝を通ることになる。
- 左側を通る場合、傾斜50°ほどの雪の斜面を通ることになるが、落下の危険性が大きい。
ジャンダルムの後には、
- 小さなフィルンの平坦地があり、
- その後、13–15メートルの岩場、
- 簡単な岩場、
- 広い岩溝に出る。
その先は、
- 岩溝を進むか、
- 左手の岩場沿いに進むことが可能である。
このルートは岩の塔と尾根の間の鞍部に続いている。この区間の後には岩の尾根が続き、 急な岩壁で鞍部に落ち込んでいる。ここを過ぎると、右側の岩壁を50メートルほどトラバースする。 岩壁にはピトンが打たれている。
岩壁を過ぎるとすぐに崩落地のある岩溝(20メートルほど)があり、転石の危険がある。 さらに上は頂上への尾根に出る。ここを進むと頂上である。
頂上は岩屑に覆われた広い尾根になっており、そのひとつにケルンが立てられている。 ここは主峰(北峰)である。第2の頂上(南峰)は250–300メートルほど離れている。 そこへは急な氷の岩溝をトラバースしながら、岩場を進むことになる。
オルジョニキーゼ鞍部からオルジョニキーゼ南峰までは6時間半から7時間の行程である。 下山は登ってきたルートを戻るため、4時間ほどである。
このルートの初登攀は、1936年8月11日に、アルマアタのアルピニスト達によるグループ( В. Андриешин、О. Баланина、В. Зяблина、Н. Новиков)がС. Мамонтовの指導の下で行われた。
推奨事項
- 参加人数は6–8人。
- 出発地はオルジョニキーゼ鞍部の bivouac。
- bivouac を7:00までに出発すること。
- 4人での装備:
- メインロープ — 2本×30メートル
- 補助ロープ — 15メートル
- 岩用ピトン — 4–5本
- カミングオフセット — 2セット
- アイススクリュー — 4–5本
- カラビナ — 4個
- ハンマー — 2個
著者:
Жунусов Б. 出典:書籍「アルピニストのルート。ザイリイスキー・アラタウ」第
1部、Mountain.kzのサイトより。
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