アルマトゥ・アラギル (4223 m)

北西面からの登攀 — 難易度 1B

アルマトゥ・アラギル頂上はオゼルナヤ峡谷源流の分水嶺に位置し、この地域の最高峰である。南と南西へは長い尾根が続いている。北側は雪と氷の斜面で、東側は雪に覆われた部分と岩屑の部分が混在している。

より便利なのはプロホドノエ(Prokhodnoye)峡谷からの北西ルートである。峡谷を登り、アルマ・アラサン(Alma-Arasan)リゾートを過ぎる(右手に大きなアルマトゥ尾根が伸びている)。

プロホドノエ鞍部に着く少し手前で、アルマトゥ・アラギルとカルニズナヤ(Karniznaya)の間の無名の鞍部「3400 m」へ向けて左に曲がる。後者からはプロホドノエ峡谷へ小さな尾根が伸びている。鞍部を左手に見ながら、小さな氷河のモレーン(堆石)へ出る。この氷河はプロホドノエ峡谷へと降りており、傾斜は緩やかで所々にクレバスが見られる。前方にアルマトゥ・アラギル頂上の尾根が見える。

氷河の終点に着く前に左に曲がる。頂上の北西面に注意を払うと、岩の尾根が広い溝渠(沢)によって隔てられているのが分かる。さらに40–45°の傾斜の溝渠の一つを登る。そこには大きな不安定な岩屑が転がっている。注意を払いながら頂上付近の肩部に登り、比較的緩やかな斜面を通って頂上へ出る。

下山は登攀ルートを通る。全行程は6–7時間かかる。1927年にM. T. ポグレベツキー(M.T. Pogrebetsky)が初めてこの山に登った。1952年にアルマ・アタ(アルマトゥ)の登山家K. メンジュリン(K. Menjulin)とA. マルヤシェフ(A. Mar'yashev)が東側からの初登攀を果たした。

登山者への推奨

  1. 参加人数に制限はない。
  2. 出発前のビバークは無名の氷河のモレーン地帯に設営する。
  3. ビバークを6:00に出発する。
  4. 4人用の装備 — メインロープ 2 × 30 m。

出典

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