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ピク・セヴェルヌイは、大コーカサス山脈の前線尾根のテプルスカー娙群に位置しており、コロタ(4168 m)の北の「のこぎり状の峰」にあり、尾根の最北端の峰である。

1966年6月12日、アルピニストグループ(1人は1級、その他はそれ以上)が、В. メシュチェリャコフの指導の下、Р. プロスクリャコフの補助のもと、ツァジウコム谷から東尾根に出て、ピク・セヴェルヌイ初登頂を果たした。

1日目

オルジョニキーゼ市から自動車でギゼル道路を通って、ジュアリカウ村まで行き、その先のクルタチンスクーイ谷に入る。通過した村は以下の通り。

  • ラシュ
  • ヒディクス
  • ハリスキン

そして、フィアグドン川と合流する地点の、川に架かる橋に到着する。

左岸沿いに進み、20分ほどで小さな橋に着く。橋を渡り、クチナシや矮性の白樺の茂るかなり広い河岸段丘を進む。2時間半ほど川沿いに進むと、潅木の林を抜け、草原のアルプの草地に出る。そこからは小さな山の湖のほとりで快適にビバークが出来る。

2日目

早出。道なりに川沿いに進み、モレーン、ピク・セヴェルヌイの近くの斜面近くを通り、「ポケット」のような場所を200–300 m進む。その後、右に進路を変え、大きな石が転がる斜面を小さなU字谷に向かって進む。

  • 氷河の前端のモレーンの急な斜面を登り、
  • 氷河を進む(なだらかで雪に覆われているが、全く危険ではない)。6つのトロ(U字谷)に入り、
  • 右に出て、東尾根に出る。
  • 傾斜45°の斜面(雪、ところどころツラミがあり、簡単な岩場や大きな石ころが転がる)を登る。

東尾根(北側に急に切り立っている)に登ると、ロープを繋ぎ、左に進む。モレーンから尾根まではおよそ2時間30分かかる。

尾根上には5つのカット(段)があり、高さは20–25メートルほどである。

  • 最初の2つは比較的なだらかで、お互いにアイスクルーフでつながりながら進む。
  • 残りは、岩の突起や長いブレードのアイスハーケンを使い、順番に確保しながら進む。

岩場が雪で尖った尾根の部分と交互に続く(ロープでの確保を順番に行う)。

5つ目の段の先で尾根は、高さ50 mほどの大きな「ジャンダルム」にぶつかる。「ジャンダルム」は、中央までは正面から(中等度の難易度の岩場)、それより上は左側を通る狭い棚部分を(ロープで)進む。

「ジャンダルム」の先は、ピークの塔状の岩塊で、狭い急なクラールワ(3本のロープの長さ)で分かれている。棚部分は、左の(オルフォグラフィックの)岩壁の、破砕した岩場(中等度の難易度)につながっている。クラルワの岩壁は急で、中央のラビンシュート部分が雪で埋まっており、その下に氷が出ている。クラルワの傾斜は45–50°。

順番に確保しながら、クラルワの左の岩・雪・氷の境目を進み、クラルワの狭くなっている部分に出る。そこから岩壁(高さ5メートル)を登り、岩塊に出る。その後ろのクラルワを横切り、岩塊の右側の急な雪斜面(55°まで急になる)をおよそ1本のロープの長さ分進む。雪の先に、非常に破砕した20メートルほどの岩場があり、岩塊の最高点に出る。

岩場を進む際には、落とした石が全てルート上にのるため、とても注意する必要がある。クラルワを進む際には、上部の様子を絶えず監視する必要がある。確保のため、クラルワで5本のハーケンを打つ。

頂上は尖った尾根で、「生きている」大きな岩が積み重なっており、グループ全員が最高点に立つ場所はない。塔は全ての方向に急な岩壁に囲まれている。「ジャンダルム」から頂上まではおよそ3–3.5時間かかる。

下山は、登ってきたルートを戻る。スポーツ登山のやり方にのっとって下山するのがよいだろう。下山して、湖のほとりのビバークまでは3–5時間かかる。そこからは1.5–2時間でフィアグドン川の自動車道に出ることができる。

自動車でオルジョニキーゼ市に戻るには2時間かかる。

4人での登山に際して必要な装備

  • テント
  • シュラフサック
  • キッチン用品
  • 食料
  • 救急キット
  • ランタン
  • 予備のバッテリー
  • アイスハンマー
  • ロープ類
    1. メインロープ(30 m)2本
    2. 岩壁用ハーケン(長いブレードのもの)8本
    3. カラビナ(チームで使用)6個
    4. リング用レプシュヌール 2本
    5. ハンマー 2個

記録を作成した人: В. メシュチェリャコフ Р. プロスクリャコフ(1966)

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ピク・セヴェルヌイ(3829 m)

東からの視界 東尾根ルート 難易度3A Р. プロスクリャコフ撮影

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テプルスカー娙の地図

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  • — — — — グループのルート
  • — 5 — グループのビバーク地

添付ファイル

出典

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