141. ピク・TsDSAの南東稜南壁
(複合ルート、4Bカテゴリー)
ウイルパティンスキーキャンプから氷河を上り、ピク・TsDSAの南東壁を避けてルートの起点に到達する。雪の斜面を150–200 m上ると、南側の控え壁の岩に到達する。比較的容易な岩登りで、「スーチー」を右手に残して進む。120–150 m進むと雪と氷のクーロワールに入り、そこから20 mの壁につながる。この壁をザイルなしで登る(最初のクライミングポイント)。この壁には2本のピトンが打たれている。この壁を越えると、「バスティオン」の下の崩れた岩場を左斜め上に30–50 m進んだところに、1963年にこのルートを初登攀したグループが残したメモが入ったケルンがある。ケルンの右側を通って、広い雪と氷のクーロワールの下に到達する。クーロワールを横切り、右側を通って尾根にでる。尾根を30 m進むと、雪と氷の鞍部(張り出したコーニスがある)に到達する。鞍部を越えると、「バスティオン」を強く崩れた岩場を右側に回り込む。さらに100–120 m雪に覆われた岩場を上り、「バスティオン」と最初の牙状岩の間の鞍部に到達する。牙状岩の左側を通り、尾根伝いに2つ目の牙状岩に向かう(2つ目のクライミングポイント)。
牙状岩は80–90°の50 mの壁で、掴むところがほとんどない。上部には支点を作れる程度のスペースがある(この区間には5本のピトンが打たれている)。さらに先はひどく崩れた尾根で、数多くの牙状岩が正面にそびえているが、真っ直ぐに進む。
- 尾根上には1952年にMS・コロメンスキーをリーダーとするグループが残したメモが入った2つ目のケルンがある。
- 牙状岩「ズブ」は割れ目に楔を入れて通り抜ける - [μ]区間。牙状岩「ズブ」の昇降時には5本のピトンが打たれた(ロープでお尻で滑り降りた)。
- 牙状岩「ズブ」のすぐ先には赤茶けた岩の牙状岩があるが、黒い岩のクーロワールを右側に回り込む。
尾根にでるまで - 平均難度よりやや難しい岩登りで掴むところがほとんどない - 4本のピトン(ルートの3つ目のクライミングポイント)、30–40 m。さらに尾根を100–120 m進むと頂上手前の尾根の崩れた斜面にでて、グループはそこで休憩をとった。ウイルパティンスキーキャンプから頂上手前の尾根の休憩ポイントまで - 14時間。
山頂からの下山は北稜のルート (カテゴリー2B)を利用する。
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