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  1. ピーク「ヴォーリナヤ・イスパーニヤ」西稜ルート(カテゴリー3A)

アルプ лагер「ジャン‌トゥガン」から(4–8人のグループ)アディルス峡谷の道を上る。 300m進んだところで道を右にそれ、下って仮設の橋でカシュカタシュ氷河からの流れが合流する手前のアディル‌ス川を渡る。橋からトレイルは平坦な森の中を通り、次第に急になって左岸のカシュカタシュ氷河のモレーン上にでる。モレーン稜線上を進むと末端部の平坦地にでる。ここから150–200 m上って「赤い」岩の近くの平坦地に最初のビバーク地がある。「ジャン‌トゥガン」から3–4時間。

平坦地から:

  • 氷河沿いにモレーンと崖錐を進む
  • 崖錐の末端で氷河上に降りる
  • 氷河の左側(クレバスに注意!)を進む
  • ウルルカラ頂上直下の斜面を左に廻り氷瀑を避ける(ウルルカラ頂上からは落石や氷瀑の崩落の危険!)
  • 氷瀑を過ぎたら雪斜面を右に進み、カシュカタシュ氷河の上部雪原にでる
  • 雪原をピーク「ヴォーリナヤ・イスパーニヤ」と頂上ブジェドゥフの間の鞍部直下まで右に進む

カシュカタシュ氷河の上部雪原から:

  • 急なところもあるザクザクした雪とアイスの斜面を登る。ピーク「ヴォーリナヤ・イスパーニヤ」の斜面に近いところを進む(頂上ブジェドゥフからは雪崩や氷瀑の崩落の危険!)
  • 斜面のクレバスは基本的に左に避けて通る
  • 鞍部直下で雪とアイスの斜面を横切る大きなクレバス―ベルクシュルントは雪の橋で渡るか、右に避けて通る
  • クレバスの上は急な雪斜面と小さなアイスバンドを登って狭い雪稜上の鞍部に出る(スノー・コーニスに注意!)

「赤い」岩近くの平坦地から4–5時間。

鞍部で稜線にでたら、左にそれて鋭いアイスと雪の稜線(スノー・コーニス!)を小さな平坦地まで登る。平坦地からは鋭い稜線の右側の雪とアイスの斜面(スノー・コーニス、保険!)を進む。「レルモントフ」と呼ばれる突起は、急なアイスと雪の斜面を左に廻り(ピトンに保険!)、その先は急な雪に覆われた(スノー・コーニス!)岩稜を下って小さな突起の下にでる。

小さな突起は正面の、やや難しい岩稜を直登する。突起から先は、はじめ簡単でところどころやや難しいザクザクした岩稜を登り、次に広い雪斜面を進む。さらに、明瞭でない岩の溝とまた雪斜面を登って頂上直下の稜線にでる。

ザクザクした(スノー・コーニス!)崩れやすい簡単な岩の稜線を登ってピーク「ヴォーリナヤ・イスパーニヤ」に至る。

鞍部から3–4時間。鞍部までは登攀路を2–4時間で下れる。鞍部でビバーク。ルートの所要日数は3日。

4人での専用装備:

  • メインロープ — 2本×30 m
  • 補助ロープ — 3 m
  • 岩用ピトン — 5–6本
  • アイスハーケン — 4–5本
  • カラビナ — 8個
  • ハンマー — 2個
  • アイゼン — 4足
  • テント — 1張

ビバーク可能箇所 — 鞍部、雪稜、平坦地、頂上。 『バクサン・ドリーナ』、A.F. ナウ‌モフ

出典

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