1. ビヴアチヌイ(露営)ピークへの南西稜ルート (2Б難易度, I. ダイボグ, P. カリャーエフ, V. ニコリスキー, 1939年8月28日). 「シュヘルダ」アルプキャンプからシュヘルダとアクス氷河を経由してアクス氷河左岸上流の雪原に至るルートは72項で説明済み。雪原を上がって左へ、稜線の鞍部(ビヴアチヌイ鞍部)に出る。鞍部はビヴアチヌイ・ピークとフィズクラトゥルニクの間に位置する。雪原から、クレバスを越えて、急な雪斜面(なだれ注意)をまっすぐ登ってビヴアチヌイ鞍部。鞍部でキャンプ。アリストフの休憩地から6–7時間。鞍部から左に進み、ビヴアチヌイ・ピークの岩壁下に出る。氷と岩の縁をたどってトレバースし(40–50 m)、壁のしたを左に進んで西の控え壁に出る。さらに5–8メートルのトレバースで張り出した壁(ピトン保護あり)のしたを通って控え壁の左側に回る。控え壁の左側は雪に覆われた岩で、所々アイスバーンになっており、中程度の難易度で、ピトン保護ありながら80–100メートルほど登ってビヴアチヌイ・ピークの頂上。ビヴアチヌイ鞍部から1.5–2時間。下山は登ってきた道を戻る。ルートの所要時間2日。2–3本のアイスクレイバーと全員分のアイゼンが必要。(「バクサン渓谷」А. Ф. ナウモフ)。

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