ダラル・ウズンコル — グレタ登山学校による4A級ルートの解説

西ダラル氷河を進み、ダラル鞍部に至る。雪の斜面(35~45°)を登り、ベルクシュルントに至る。これを橋または雪庇崩しの上を渡る。鞍部に到着したら、キルピチ峰の尾根の岩壁の出たところでビバークする。
鞍部から南に下り、棚場と斜面を進み、ダラル・マールイの南尾根を周回する。雪の斜面を進み、ダラル・マールイとダラルの間の鞍部へと続く岩壁の下に至る。
鞍部へのアプローチは以下の通りである。
- 最初は小さな棚場を進み、続いてR1のプロテクションのある内部の角を登る。
- 次に、やや右に進み、個別のブロックや棚場、プレートを通過する。
- 西尾根の鞍部に登る。
鞍部から、ダラルの主尾根の右側を通り、風化した岩を進んでR5のスノーパッチ("鎌"と呼ばれる)に至る。
以下のバリエーションもある。
- スノーパッチの左側を通り、細かい転石や風化した岩を進む。
- "鎌"状のスノーパッチを、左上隅の広い岩壁ブロックに向け進む。このとき"鎌"は右側に残る。
尾根(左側)が前述のブロックに変わる地点で、"鎌"の上を右に続く一連のチムニー(内部の角)が始まる。最初のチムニーR6がルートの開始点となる。チムニーを登り、続いて右の棚場に出て、小さな尾根と内部の角を通り、全体的に左に傾いた灰色のプレートR9を通過する。プレートと短い内部の角を進み、大きな転石の棚場R11に出る。この棚場は頂上部の塔を一周している(悪天候時にはプレート上に着氷する可能性がある)。
ダラル鞍部から5~8時間程度。
バリエーション:棚場をその先まで進むと、大きな氷と転石のクーロワールR12に至る。棚場からクーロワールの雪斜面に下り、大きな黒い岩(頭にプレートが乗っている)に向けトラバースする。岩の左下の雪を周回し、R14のクーロワール右端に登る。ここから、
- クーロワールや棚場、風化した岩壁(不安定な岩に注意)を進む。
- 短い頂上尾根を進み、ダラルの頂上に至る。
大きな棚場から3~5時間程度。
下山は、「南から登る3Б級ダラル」ルートまたは登攀ルートを辿る。この場合、R11に人為物を設置しておく(下山時に撤去すること)。
推奨事項:
- 好天時には中間ビバークなしで登頂可能である。
- 鞍部から鞍部へのアプローチの確認と、スノーパッチ通過後のルートの特定に注意すること。
- 棚場までの岩はおおむね安定しており、モノリシックである。
- 塔の南側は風化が激しい岩が多い。
- クーロワールR12~R14のトラバースは技術的に難しく、雪崩の危険性がある。この区間の中央部付近の雪の下は着氷している可能性がある。
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sk-greta.ruより
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