
図39
3. 主峰Птышへの「ネクタイ」ルート — 難易度 (図39参照)
Птышский鞍部から氷河の上を右へ (保険!) しばらく進むと大きな岩稜に至る。岩稜を40–50 mほど登ったところがビバーク地となる。鞍部から1時間ほど。 ビバーク地から崩れた岩の上を90–100 mほど登ると (落石に注意!)、傾斜35–40°の雪氷斜面にでるので、そこからさらに右上へ進み、岩だらけの尾根に出る。岩だらけの尾根 (突起部を利用して保険) を50–60 mほど登ると、傾斜45°の急な雪斜面に出る。斜面を横断して、その下のクレバスを通り過ぎ、「ネクタイ」くぼ地の岩場に出る。岩場を40 mほど登ると (突起部を利用して保険)、急な雪くぼ地を左へとトラバースし (保険!)、岩場に出る。岩場を60 mほど登ると (突起部を利用して保険)、傾斜60–65°の急な雪斜面に出るので、そこから180–200 mほど真っ直ぐ上へと登る (保険!) と、ジャンダルムの右側の平坦地に至る。ジャンダルムの右側の崖を登り、次にジャンダルムの左側の比較的難易度の低い岩場を登ると、狭い氷くぼ地に至る。くぼ地の左側へと渡る (ピトン打ち保険!) と、比較的難易度の低い岩場に出るので、そこから真っ直ぐ上へと登り、尾根に至る。崩れた岩の上を尾根伝いに進むと頂上に至る。岩だらけの尾根上のビバーク地から頂上までは6時間ほど。登った道を下山するのに5–6時間ほどかかる。ルート上のベルクシュルント — 頂上間は落石の危険がある!
登山者への注意
- グループの人数は6人までとすること。
- 出発前のビバーク地は岩稜とすること。
- ビバーク地を出発するのは遅くとも午前4時までとすること。
- 4人用の特別な装備:a)メインロープ — 2本×30 m;b)補助ロープ — 3 m;c)岩用ピトン — 3–4本;d)アイススクリュー — 2–3本;e)ハンマー — 4丁;f)カラビナ — 7–8個;g)アイゼン — 4足。
- ビバーク地の候補地:1つ目は岩稜、2つ目はジャンダルム左側の平坦地。
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